ハネウェルが分割を完了、しかし関税と自動化事業の低迷が株価の重しに
4分割を完了、単独企業として好調な初四半期 ハネウェルは4社への分割を終え、純粋な自動化事業企業となった。単独企業としての最初の四半期は予想を上回り、有機受注は16%増、受注残は約200億ドルと堅調な需要を示した。
今期最大の戦略的出来事であり、主要なポジティブ要因。
スピンオフの混乱とプロセスオートメーションの減少で株価6%下落 分割にもかかわらず、ハネウェルの株価は今四半期に6%下落した。プロセスオートメーションの売上は6%減少し、スピンオフをめぐる混乱が投資家心理を圧迫した。
今期の主なマイナス価格変動を説明する。
航空宇宙の格上げとサウジ契約は規模が小さく相殺 モルガン・スタンレーはハネウェル・エアロスペースをオーバーウェイトに格上げし、目標株価を205ドルとした。サウジの武器契約ではハネウェルが7億5000万ドルの戦車エンジンの主契約者に指名されたが、業績を大きく動かすには小さすぎる。
注目すべきアナリストと契約の動きだが、影響は限定的。
カナダの関税とボンバルディア禁止の可能性が利益率と需要を脅かす カナダは米国製電子機器に15~50%の報復関税を課し、ハネウェルの輸出コストを押し上げ利益率を圧迫。米国がボンバルディア機の販売を禁止する可能性も、チャレンジャー機に使われるハネウェル製エンジンの需要を脅かす。
今後の業績を損なう可能性のある新たな外部リスク。
