記録的な収益と成長計画が銀価格の急落で相殺される
第2四半期と上半期の記録的な売上高 Wheatonは第2四半期の売上高が9億2900万ドル(85%増)と記録的となり、上半期の売上高も18億ドル(88%増)と記録を更新し、アナリストの予想を上回った。同社は2026年のガイダンスを再確認し、2030年までに金換算で120万オンスを目標に掲げた。
これが投資家の信頼を支えた中核的な好業績である。
アナリストの強気姿勢と金ヘッジとしての魅力 JPMorganはWheatonを金ヘッジとして挙げ、金価格が1オンス5000ドルを超えると予想した。一方、Bank of Americaは金鉱株が割安だと述べた。ストリーミングモデルはインフレにも強いため、不確実な時代に魅力的な銘柄となっている。
アナリストの推奨とインフレヘッジのストーリーが株価を支えた。
成長パイプラインと銅への拡大 Saloboの拡張や、毎年Antamina規模の案件を1件程度という銅ファイナンスの可能性が将来の成長を支える。これらの取り組みは新たなストリームを大きく追加し、金と銀以外にも収益を多様化させる可能性がある。
将来の成長見通しが投資家心理の改善に寄与した。
銀価格の暴落が売上高を圧迫 銀価格は1月のピークから半減し、1オンス約58ドルとなった。これにより銀ストリームの売上高が直接減少し、今後の利益を圧迫する。この下落は好調な決算と成長見通しを部分的に相殺している。
銀価格の急落は株価を押し下げる大きな逆風である。
