グレンコア、利益急増・自社株買い・銅成長で急騰。不正疑惑が重しに
利益急増と株主還元 中東紛争に関連する商品価格に支えられ、上半期利益は86%増の44億ドルに急増した。グレンコアは5億ドルの自社株買いと8.5セントの特別配当を発表し、株主に現金を還元した。
これが株価上昇の主な好材料であり、強い収益と現金還元を示している。
銅生産の増加と強気な見通し 銅生産は15%増加し、2028年までに100万トンに達する見込みだ。BofAは銅価格予想を20%引き上げ、グレンコアを「買い」と評価したことで、投資家の信頼が高まった。
銅は利益の主要なけん引役であり、生産増加とアナリストの格上げが株価を支えている。
トレーディング部門の好調と新規契約 トレーディング部門は33億ドルを稼ぎ、すでに昨年通年を上回った。グレンコアはまた、10億ドルの電池リサイクル引取契約を締結し、Marathon銅プロジェクトを支援し、将来の成長を拡大している。
トレーディング利益は安定性をもたらし、新規契約は戦略的拡大を示している。
Radiant不正疑惑が深刻化 20億ドルの訴訟と4億8000万ドルの引当金をめぐり、幹部が停職処分となった。法的・評判リスクが高まっている。この疑惑は、好調な事業成績にもかかわらず、株価の重しとなる可能性がある。
これが主な打撃要因であり、潜在的な法的・評判上の損害を浮き彫りにしている。
