ダウ、見通しを引き下げ、カナダ関税に直面、サダラ売却を検討
カナダ関税がダウの輸出を直撃 カナダによる米国製品への報復関税が9月8日に発効し、ダウ製品を含むプラスチックや化学製品が対象となった。これによりダウのカナダ向け輸出が割高になり、売上減少や利益圧迫につながる可能性が高い。
ダウの売上と価格決定力に直接影響する新たな貿易障壁。
ダウ、サダラ株売却を検討 ダウは、サウジアラムコとの200億ドル規模の合弁事業サダラの35%株を売却することを検討していると報じられている。売却は現金をもたらすが、将来の回復による利益を失う可能性があり、見出しの200億ドルはダウの持分の現在価値ではない。
ダウのバランスシートに大きな現金と戦略的影響を与えるポートフォリオの動き。
ダウ、第3四半期EBITDA見通しを引き下げ ダウは第3四半期のEBITDA予想を15億~16億ドルに引き下げ、米州におけるポリエチレン価格の低迷や建設・自動車需要の軟調を理由に挙げた。これは短期的な利益圧迫を示すが、コスト削減と運転資本の解放が一部相殺する。
予想利益の直接的な減少であり、株価の重要な要因。
自社株買いより債務返済を優先 ダウは余剰現金を債務削減に充て、2026年には自社株買いを見込んでおらず、0.35ドルの配当を主要な株主還元として維持する。これはバランスシートを強化するが、株価支援の可能性を排除し、配当は以前の半分の水準である。
資本配分の変更は株主還元と財務リスクに影響する。
