CiscoのAI受注が急増、しかしマージンとバリュエーションのリスクが迫る
AI受注と売上が予想を上回る CiscoのAIインフラ受注は93億ドルに達し、1年前の4.5倍に増加。売上は18%増の173億ドルでガイダンスを上回った。これはCiscoのAIネットワーキング機器に対する強い需要を示している。
これはCisco株の核心的なポジティブ要因であり、AIモメンタムの加速を示している。
需要がハイパースケーラー以外に拡大 Ciscoは米陸軍から2億3000万ドルの契約を獲得し、新たな設計採用を勝ち取った。さらにAMD、HUMAIN、Supermicro、Bell Canadaとの提携もある。これにより一部の大手クラウド顧客への依存が軽減される。
CiscoのAI需要が多様化していることを示し、今後の成長を支える。
AIハードウェアによる粗利益率の圧迫 粗利益率は210ベーシスポイント低下して66.3%となった。低マージンのAIハードウェアが売上に占める割合が大きくなったためだ。経営陣は今後さらに圧力が強まると予想しており、利益を損なう可能性がある。
マージン低下は収益性と株価バリュエーションを圧迫する主要リスクである。
高いバリュエーションと競争脅威 株価は予想利益の26倍で取引されており、適正価値より47~50%高い。AI支出の失望に対して脆弱である。また、Huaweiのトライアル、ファイアウォールテストの弱さ、セキュリティ問題が不確実性を増している。
バリュエーションと競争・法的リスクは、期待に応えられない場合に株価下落につながる可能性がある。