銀価格の暴落がAGを直撃、しかし生産増と資産売却が企業価値を高める
銀価格の暴落が収益を圧迫 銀は1オンス60ドルを下回り、1月の記録的高値から50%以上下落した。背景にはドル高と米国債利回りの上昇がある。これはFirst Majesticが銀を販売する際の価格を直接引き下げ、収益と利益を圧迫する。AG株が下落した主な理由である。
銀価格の暴落は、この期間にAG株を押し下げている支配的な要因である。
2026年生産ガイダンスの引き上げと大規模な設備投資計画 First Majesticは第2四半期の好調な生産を受けて2026年の生産見通しを引き上げ、3億1800万~3億4400万米ドルの設備投資計画を裏付けた。これにはJerritt Canyonの再開と新たな地下アクセスが含まれる。生産増は販売できる銀と金を増やし、価格が低くても将来の収益を支える。
生産ガイダンスの引き上げは、銀価格の下落を相殺し得る企業固有の重要なカタリストである。
Del Toro鉱山の売却で資産を現金化し、株式保有を獲得 First MajesticはDel Toro銀鉱山を最大6000万米ドルで売却し、現在Sierra Madreの株式約24.77%を保有している。これにより現金が入り、AGは鉱山を運営せずに将来の上昇余地にアクセスできるようになり、バランスシートが強化される。
完了した売却はAGの財務状況を改善する新たな資本イベントである。
新たな許可と掘削がSanta Elena鉱山の寿命を延ばす First MajesticはSanta ElenaでSanto NiñoとNavidadの坑口を建設する許可を取得し、2026年に1200万ドルを投資する予定である。掘削では高品位の銀と金が確認されており、新たな採掘エリアが加わり鉱山の寿命が延びる可能性があり、将来の生産増を支える。
許可と掘削の進展は、長期的な供給増を支える新たな操業上の進展である。
