アサヒ、利益見通しを引き上げ、英国卸売事業を売却、サイバー攻撃の余波に直面
回復と円安で利益予想59.6%増 アサヒは、昨年のシステム障害を修正し全出荷を再開したことを受け、2026年の純利益が59.6%増の1940億円になると予想した。円安が海外利益を押し上げる。この利益予想の引き上げは株価を支える。
予想利益を直接引き上げるもので、株価の主要な要因となる。
円安と土地売却で中間利益が過去最高 上半期の純利益は68.8%増の991億円と過去最高となった。円安と340億円の土地売却益が寄与した。売上高は7.7%増加。海外のスーパードライ販売が好調で、日本と東アジアの弱さを補った。
利益回復が現実であり、予想を上回っていることを確認するもの。
東アフリカ買収で海外ビール事業を拡大 アサヒはディアジオの東アフリカビール事業を4654億円で買収し、ケニアとタンザニアで高い市場シェアを獲得した。国内ビール需要が減速する中、新たな成長市場を加え、長期的な利益を支える。
日本を超えて成長するための主要な戦略的動きを示す。
サイバー攻撃のデータ漏えい、228万件に拡大 アサヒは、昨年9月のサイバー攻撃による潜在的なデータ漏えい件数を37万8000件追加し、合計228万9000件とした。規制当局と協議中で、罰金や厳格な監督につながり、株価の重しとなる可能性がある。
規制と評判のリスクが拡大し、株価を傷つける可能性がある。